[Oculus]3D動画をストリーミング再生する方法 – 3 –

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

前回の開発日誌で擬似ストリーミングサーバーをXampp内に構築する方法を紹介しました。
今回は、上記サーバーを使用して、擬似ストリーミング配信をしてみます。

◇初めに

前回構築したサーバーでストリーミング配信を出来ないか調査したところ
サーバーを構築し、再生するだけで、配信は出来ないということがわかりました。
なので今回は、ツールを使っての擬似ストリーミング配信に挑戦しました。

今回使うツールは、Windows Media Encoder9.0(以下、wme)です。

このツールは、ストリーミング配信や、動画ファイルの変換など様々な機能が搭載されてます。

また、前回使用したxamppも使用しますので、こちらからインストールをお願いします。

◇Windows Media Encoderを起動・設定する

インストールが終わりましたら、実際にwmeを起動して、設定していきましょう。

起動したら、以下の画面がでますので、ライブイベントの…という項目を選び、OKを押します。

その次は、キャプチャー(映像・音声)の選択です。

こちらは、お好きなように設定しても大丈夫です。今回は、パソコン付属の、カメラとマイクを選択しています。

今回の使う設定は以上なので、他の項目は省略します。次へで飛ばしてください。

次は、動画ファイルを指定の場所に保存する設定をします。

先ほどの設定が終わると以下の画面が表示されます。

次に、ツールバーのプロパティを押します。

左側から、ウインドウが出てくるので、タブの出力をクリックします。

以下の画像のチェックが入っているところだけにチェックを入れ

ファイル名のところに、サーバーの動画を読み込む場所までのパスを通します(ファイル名も含む)。
※今回は”C:\xampp\htdocs\xmoovstream-master\lib\xmoovStream\xmoovStream_files\video\xmoovStream.wmv”となっています。
 サーバーをどこに置くかなどで、ファイルパスも変わってしまいますので、そちらは適宜変更してください。

適用ボタンを押下したら、設定が保存されます。

以上でwmeの設定は完了です。

配信を開始する方法は、ツールバーのエンコードの開始というボタンをクリックすることで可能となります。

◇ストリーミングサーバーの設定

ストリーミングサーバー初期の設定では、wmvを読み込んではくれませんので、そちらの設定をしていきます。

現在、サーバーのサンプルサイトで再生できる動画は、QuickTimeに対応しているものとなっています。

サーバー下にある、xsexamples\pages\quicktimemedia.php こちらのファイルを開いてください。

24行目に、QuickTimeのプレイヤーがタグで置かれています。こちらを以下のように変更します。

    <object classid="CLSID:22D6F312-B0F6-11D0-94AB-0080C74C7E95" codebase="http://activex.microsoft.com/activex/controls/mplayer/en/nsmp2inf.cab#Version=6,4,5,715" type="application/x-oleobject" data="/xsexamples/servers/video/<?php echo $no_ht_video ?>xmoovstream.wmv" width="750" height="427">

こちらで、wmvに対応したプレイヤーを置くことができました。

上記ですべての設定が完了です。

あとは、サーバーのサンプルページにサクセスして、動画を再生するだけだったのですが、ここで、問題が発生してしまいました。

動画は無事再生されたのですが、途中で止まってしまいました。

ページを更新したところ、再生される幅が広くなったことから、ページに接続するまでの動画が再生できるみたいです。

今回の方法で、現在配信されているものを随時読み込んだら、上記の問題は解消されると思いますが、

そちらにつきましては、またの機会にご紹介させていただきます。

次回も引き続き、ストリーミング配信の記事を書く予定ですので、是非ご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございます。


弊社では全国各地の請負い(ご自宅)で作業協力頂ける、フリーランスエンジニアの方を常時探しております。
ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*