前回は外部サーバ上でどのようにストリーミング再生を行うかをご紹介しました。
今回は「xmoovStream」を使用してストリーミング再生を行います。
まず、サーバーが必要となりますが、今回はxmoovStreamを使用するところから行っていきたいと思います。
今回はローカル上でもサーバーの動きと似たようにしてくれるXAMPPを使用し、ストリーミング再生を行っていきます。
XAMPPをインストールしていない方はこちら
xmoovStreamで検索するとGitにあがってあるのでダウンロードします。
圧縮ファイルのため、解凍します。
xmoovStream、xsexamples、xshelperが出来上がります。
これらをXAMPPの中に配置します。
http://<ホスト名>/xsexamplesで動作を確認できますがそのままだとエラーがでて表示しません。
xsexamples内にある各フォルダにphpのファイルがありますがそのphpの中でパスが指定されています。
パスが正しければ動作すると思います。
xsexamplesはどのファイルを動かすか振り分けているもので
xmoovStreamはファイルを実際に実行するためのフォルダとなります。
xshelperはテスト用のため今回は使用しません。
それでは、今回は動画を再生させてみようと思います。
xsexamples/servers/video/index.phpを開いてみましょう。
■index.php
includeで指定しているファイルを読んでいます。
<?php /* xmoovStream Server Version: 0.8.4b Author: Eric Lorenzo Benjamin jr. stream (AT) xmoov (DOT) com License: Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 United States License. http://stream.xmoov.com/support/licensing/ */ include ('../../../xmoovstream-master/lib/xmoovStream/include.php'); xmoovStream ('video_server', true); ?>
■include.php
一部分を抜いておりますが、ここでは再生するファイルによって読み込むphpファイルを振り分けています。
$serverにはindex.php内のxmoovStream関数で指定した文字列が設定されるため、
今回読みこまれるファイルはvideo_server.inc.phpになります。
※読みこむphpファイルを、それぞれ再生対象のファイルを制御をするためのものです。
… if ($server && file_exists(XS_DIR . '/xmoovStream_servers/' . $server . '.inc.php')) { require_once (XS_DIR . '/xmoovStream_servers/' . $server . '.inc.php'); } …
上記が一覧の流れとなります。
実際に動画が再生できるか確認します。
いかがでしょうか。
※再生する動画ファイルがないと黒い背景になります。
このフレームワークは動画のほかにflaファイル、
音楽ファイル、画像ファイルも同様な動きで対応できます。
今回は再生が確認できましたので次回は配信が可能かを調査していこうと思います。
最後までご覧いただき有難うございました。
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