前回は、AirDropを使ってワイヤレスでコンテンツを共有する方法についてご紹介しました。
今回はUnityとOculusRift(以下:Ocules)との連携をご紹介します。
Unity、Oculesのセッティング等は他のサイトで紹介されているので省略します。
http://www.moguragames.com/entry/dk2_beginner_guide1/
Unityのバージョンは4.6にて作成します。
Ouclusを使用するにあたって
必要なObjectの設置から始めたいと思います。
まず、OculesのDeveloperにてovr_unity_0.4.4_lib.zipダウンロードしてください。
https://developer.oculus.com/downloads/
解凍しますとOculusUnityIntegration.unitypackageがあるので
Unityに取り込んでください。※Oculesの実装に必要な部品とデモシーンがはいっています。
取り込むとAssets内にOVR、Pluginフォルダが生成されるかと思います。
次に、Hierarchy内にMainCamaraがある場合は削除してかまいません。
新しくOcules用のCamaraを作成していきます。
空のゲームオブジェクトを生成 GameObject>CreateEmpty※Ctrl+Shift+N
空のゲームオブジェクトにOVRCamaraRigを追加、オブジェクト名をOVRCamaraObjに変更
子に3つのオブジェクトが生成されます。
LeftEyeAnchor 左目用
CenterEyeAnchor 今回は使用しません。主にGUI(メニュー表示)等に使用します。
RightEyeAnchor 右目用
同様にOVRManagerも追加します。
一度、再生してみます。
Unityで確認するとレンズみたいなのが二つ表示されるかと思います。
このままだとOculusでしかカメラの動きを確認できないので
Unity内でカメラの動き、歩行をいれていきます。
また新たに空のゲームオブジェクトを生成。
空のオブジェクトにOVRPlayerControllerを追加。オブジェクト名をPlayerに変更
Playerに先ほど作成した、OVRCamaraObjをいれます。
再生したいところですが
重力が設定されてるので床を作成します。
※図5の赤枠部分が、重力の設定箇所になります。
空のゲームオブジェクトを作成したようにCubeというオブジェクトを生成します。
GameObject>3D Object>Cube
CubeのPotision、Scale値を変更。
ここまでできましたら再生です。
マウスで左右の回転
キーボードの十字キーで前後左右に移動ができるかと思います。
Unity上ではもちろんですが、
実際にOuclusでも確認してみてください。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
次回はPepperで画像をダウンロードする方法について、ご紹介します。
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