[ Starling ] ボーンアニメーションの利用 1/2

今回から、ボーンアニメーションについてご紹介します。

ボーンアニメーションとは、キャラクターを腕や頭等のパーツ単位で分け、それらをつなぎ合わせて骨格を作成し、各パーツにキーフレームを設定することで動きを表現するアニメーションです。
スケルタルアニメーション、またはスキンドメッシュアニメーションとも呼ばれます。

FlashにはDragonBonesという、ボーンアニメーションのオープンソースライブラリがあり、Starlingにも使用することができます。
またDragonBonesでは、ファイル出力設定が複数用意されています。
GitHubで公開されているライブラリを使用する必要がありますが、cocos2d-xでもDragonBonesで作成したファイルを使用したボーンアニメーションを実装することが出来ます。
cocos2d-xでは、DragonBones以外にもCocoStudioやSpine等のツールで出力したファイルも扱うことが出来るので、cocos2d-xでのボーンアニメーション実装方法は、別の機会でご紹介したいと思います。

当記事では、Starlingでボーンアニメーションを使用する前準備として、DragonBonesのインストールからファイル出力までを紹介します。

まずは、Flash ProfessionalにDragonBonesをインストールします。

< DragonBonesのインストール >
1.下記URLから、「dragonbones_v2.4.1.zip」「dragonbonesdemos_v2.4.zip」をダウンロード
 http://dragonbones.github.io/

     

2.ダウンロードした「dragonbones_v2.4.1.zip」「dragonbonesdemos_v2.4.zip」を解凍

     

3.下記URLから、エクステンションマネージャーをダウンロード
 http://www.adobe.com/jp/exchange/em_download/

     

4.エクステンションマネージャーをインストール

     

5.エクステンションマネージャーを起動
 解凍して出来た「dragonbones_v2.4.1」にある、DragonBonesDesignPanel.zxpを
 「ファイル」→「拡張機能をインストール」から開き、DragoneBonesのパネルをインストール
 

       
       

次は、実際にソースコードで使用するファイルをDragonBonesで作成します。

     

< アニメーション用ファイルの作成 >
1.Flash CCを起動し、「dragonbonesdemos_v2.4/DesignPanelDemos」の中にある、Dragon.flaを開く

     

2.「ウィンドウ」→「エクステンション」からDragonBonesDesignPanelを起動

     

3.読み込みを押下して、読み込みのウィンドウを開く

     

4.読み込み⇒全てのライブラリアイテム、 レイアウトアルゴリズム⇒MaxRects
 サイズ⇒任意の数値、 パディング⇒任意の数値
 に設定してOK

     

5.書き出しを押下して、書き出しのウィンドウを開く

     

6.書き出し⇒PNG(データを含む)、書き出しの倍率⇒任意の数値
  に設定してOK

     
     

以上で、DragonBonesをソースコードで使用するために必要な準備は全て終了です。
最後まで御覧いただきありがとうございました。

<次回の更新について>
次回は、用意したファイルを使用したボーンアニメーションの実装をご紹介致します。


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