Eclipseによるcocos2d-x開発の環境構築手順01

 

前回の記事で、Xcodeにcocos2d-xで開発する為の環境設定を行いました。

 

cocos2d-xで作成したプロジェクトでも、Androidのネイティブ部分の開発を行うにはEclipseを使用することになります。

その為、cocos2d-xをeclipseでも使用することが出来るように設定をしていきたいと思います。

その中でも今回は、eclipseのインストールと日本語化までの手順を紹介します。

 

環境

Mac OS X 10.8.5

Eclipse 4.3

android-sdk

android-ndk-r8e

 

まずは必要なものをそれぞれダウンロードします。

 

 

<android-sdkのダウンロード>

・本体のダウンロード

 

android-sdk

 

・Download SDKをクリック

 
 

・「I have read and agree with the above terms and conditions」をチェックし、ダウンロードを開始

 
 

・ダウンロード後、解凍してホームディレクトリ直下に配置

・フォルダ名を「android-sdk」に変更

 

 

<android-ndkのダウンロード>

android-ndkのダウンロードですが、cocos2d-x 2.1.4の場合android-ndk-r9を使用するとエラーが出ます。

今回使用するcocos2dのversionは2.1.5になりますが、android-ndk-r9はまだ安定しておらずファイルの中身の変更といった手順を踏まなければいけないので

安定且つ設定が簡単なandroid-ndk-r8eのほうを使用します。

 

現在、android-ndkの最新版は「r9」なので、デベロッパーサイトには「r8e」のダウンロードリンクがありません。

その為、android-ndk-r8eをダウンロードできる直接リンクを記載しておきます。

 
・本体のダウンロード
 

android-ndk-r8e

 

・ダウンロード後、解凍してホームディレクトリ直下に配置

 
・フォルダ名を「android-ndk-r8e」に変更

 

 

<eclipseのダウンロード>

・本体をダウンロード

 

Eclipse

 

・ダウンロード後、解答してアプリケーション直下に配置

 
 
 

eclipseはプラグインによって、日本語化することができます。
 
・Pleiadesで安定版(この記事作成時では1.4.0でした。)をダウンロード
 

Pleiades

 

・ダウンロード後、解凍
 
・解凍したフォルダに「features」「plugins」というフォルダがあるので、eclipseのルートディレクトリにコピー

 

 

eclipseフォルダ内に「eclipse.app」があるので、右クリックから「パッケージの内容を表示」を選択

 

 
・「Contents」というフォルダが表示されます。Contentsを開いた中にある「MacOS」というフォルダをさらに開くと「eclipse.ini」というファイルがあるので、テキストエディットで開き最終行に以下の内容を追加して保存
 

    -javaagent:../../../plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.ja

 

 

上記の手順を全て行い、eclipseを起動すると日本語化の完了です。

 
 
 
 
 

<次回以降の更新について>

  次回  は、Eclipseにcocos2d-xの環境設定をしてプロジェクトの実行までを紹介します。

 

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